2026年のWebアクセシビリティ | gihyo.jp
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もんどさんによる2025年のWebアクセシビリティに関連する出来事を振り返りつつ、2026年のWebアクセシビリティの展望について俯瞰した記事
1. WCAG 2.2 と ISO/IEC 40500:2025 の改訂
WCAG 2.2 が国際規格 ISO/IEC 40500:2025 として13年ぶりに更新
ただしベースは2023年版で、2024年版のエラッタは未反映
エラッタは編集上の修正が中心で、規格への影響は小さい
2. 日本語訳とWAICの動き
「WCAG 2.2 解説書」全訳と「テクニック集」一部が公開。
「達成方法集」→「テクニック集」へ名称変更(誤解防止のため)
2026年はWCAG 2.1相当の文書翻訳拡充が予定。
3. 改正JIS X 8341-3 の動向
ISO/IEC 40500:2025 に合わせた改正が進行中。
達成基準名の大幅な見直し案(30件超)が議論中。
附属書JA/JBもPDCA依存の解消や内容整理が進む。
4. WCAG 3 の進捗は停滞気味
2025年に小規模更新はあったが、大きな動きはなし。
2028年後半に勧告候補を目指す計画だが、楽観的との見方。
5. ATAG(オーサリングツール向けガイドライン)の更新必要性
現行ATAG 2.0はWCAG 2.0準拠のため、WCAG 2.2以降に対応した更新が必要。
WCAG 3.0への統合も示唆されているが、進捗は遅い。
6. デジタル庁「広報向けガイドブック」の公開
動画・SNSコンテンツのアクセシビリティ確保に特化した新資料。
字幕、手話、音声ガイド、書き起こしなどを体系的に解説。
PDFやスライドのアクセシビリティにも踏み込んだ内容。
7. 生成AIとアクセシビリティの活用事例
代替テキスト生成、AIコーディング、アクセシビリティツリー解析など。
いずれも「補助的活用」が現実的な位置づけ。
yamanoku.iconの生成AI時代のWebアプリケーションアクセシビリティ改善も取り上げてもらっている
8. 「デジタルアクセシビリティ法」私案の紹介
日本にはデジタル領域のUDを義務化する法律が存在しない。
JIS X 8341シリーズを法的に位置づける案が提示。